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2009 05,18 02:00 |
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プロジェクトマネージャが自らプログラムのテストを行うことはないと思いますが、テストの手法等は知っておくべきでしょう。
今回ご紹介するのはHAYST法という手法です。”ヘイスト法”と読みます。 品質工学の手法をソフトウェアテストへ応用したもので、副題にあるように品質と生産性をアップさせる直交表の使い方を詳しく解説しています。 ソフトウェアが大規模化・複雑化していくなかで品質を確保・保障するために行うテスト項目の数はますます膨大になっています。そのような時代の流れの中でソフトウェアの品質を高めつつ生産性アップを図るためには効率のよいテスト計画が必須です。 品質工学や実験計画法、直交表は、少ない実験回数でいかに効率よく実験(テスト)を実施していくかを教えてくれます。HAYST法は、多機能間の交互作用によるバグ検出をあきらめる代わりに、2機能間、あるいは、3機能間のテスト網羅率を高めることで効率性と品質確保を目指します。 直交表や実験計画法という言葉を初めて聞いた方には少しとっつきにくいかも知れません。 まずはこの本を購入される前に「ソフトウェア・テスト PRESS Vol.2」の記事を書店で立ち読みしてみるのもよいかも知れません。 実験計画法とは何か知りたい方は下記の本が取り付き易いと思います。 品質工学の本はたくさんありますが、数式がたくさん出てきたり、直交表の理論的背景を説明することに頁を割いたものが多く、私がお勧めできる本はありません。ソフトウェアテストにおける直交表の使い方に関する説明は、「ソフトウェアテスト HAYST法入門」が一番親切丁寧です。 PR |
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